〜7話 ネットワーカーが甘くみている行政処分とその後〜

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最近、ネットワークビジネスで有名な会社が行政処分を受けたりしているので、行政処分を受けた会社について書いてみたいと思う。

みなさんはネットワークビジネス業界で毎年のように業務停止などの行政処分が起こっている事を知ってますか?

それは何故でしょうか?

有名なところでは、アリックスが9ヶ月の行政処分

つい最近ではRIWAY(リーウェイ)が6か月の行政処分になり話題になった。

「自分のところは大丈夫!」と思っているかもしれませんが、それはとんだ間違い!

バレてへんのか?

規模が小さすぎてまだ苦情が少ないだけなのか?

まだ表に出てきてないけど、俺のところにまだこれから数社行政処分が出る可能性があると情報が入ってきている。

もしかしたら、あなたの会社が明日にも行政処分がくだるかも(笑)

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あなたがリーダーから教わった、「ノウハウ」と言われた「学ぶは真似る」は、あなたの個性が尊重されずに、言われるがまま行動を起こした方法が殆どの場合は法律違反に当たる事をどれだけの人が理解しているんやろうか?

行政処分を受けた会社のメンバーさんはみんな口を揃えて、

「伸びてる会社だから目をつけられた」

行政処分を受けても何にも問題無い」


などと、なんの根拠もない事を言ってる。

この約10年で行政処分を受けた会社を書いてみた

◆2008年◆
ニューウェイズ

◆2009年◆
・フォーリーフ
スタイレックエンタープライズ
・ワースワイル・ドット・コム
ビズインターナショナル
・プライマリー

◆2010年◆
・サミットインターナショナル
・インフィニットクリエーション
・グレース・アイコ
・エナジック
・ポート・トラッキング

◆2012年◆
・Rida

◆2013年◆ 
・韓国美容協会

◆2014年◆ 
・高陽社

◆2015年◆
・ロイヤルジャパン
・エコプロジェクト
・ウィル
・e-win

◆2016年◆ 
・M3(エムスリー)
ナチュラリープラス
・IPSコスメティックス
ジャパンライフ

◆2017年◆ 
・リゾネット
・48ホールディングス
フォーデイズ

◆2018年◆ 
・iXS 
・セリュール 
・WILL

◆2019年◆ 
・リゾネット

業界の歴史を見れば分かる事やけど、行政処分を受けた会社のほとんどが売上げは激減し、中には生き残ってる会社もあるけど、消滅する会社がほとんどだ!

ちなみに、俺が初めてやったネットワークビジネスの会社も行政処分を受け、その後は衰退して無くなった。

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あなたは恐らくリーダーから、

「今、伸びている」

「これからモメンタムが起こる」

「伸びる前の今がチャンスだ」

「今、ポジションを取っておけば権利収入になる」


などなど、根拠の無い非理論的な説明に騙されて様々なビジネスに登録してきたんやと思う。

最近では、1社ではとても儲からないので、複数のネットワークビジネスを自身のネットワークに被してやっている悪い奴までいるってよく聞く。

「財布は沢山あった方が良いよね!」

と言葉巧みに勧誘するけど、複数のビジネスをやる事が本当に財布を増やす事に繋がるんやろうか?

黒字のビジネスを複数持つなら分かるけど、コスト・時間・スキルが必要なネットワークビジネスを複数やるって赤字を増やす事にしかならないと俺は思う。

あなたが複数のネットワークビジネスをやる事で得をするのは誰か?

それは、アップラインと言われるリーダーの極一部の人たちだけだと思いませんか?

あなたは常に良いカモになっているだけだと気づくべき!

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グループに次から次へと複数のネットワークビジネスを流してくるような人を信用していませんか?

その人を神の様に崇め、洗脳された気持ち悪い金魚のフンがほんまに多い!

儲かっているリーダーが、なんで他のビジネスをやらんとあかんのか?

多くのネットワークビジネスを主宰する会社は、それをクロスリクルートと呼び禁止している。

規則違反だけでなく、倫理観も無い人をリーダーと勘違いしないでほしい。

こっちもやり、あっちもやる

そんな事をしなければならない程、実は儲かってないのだっと言うのが事実じゃないでしょうか。

たくさん稼いでる人もいるけど、現実は稼いでいると言いながら、必要経費を差引いたらほとんど残らないか、マイナスの人ばかりだと思う。

◆大きな話よりも、ビジネスの本質を見出す事の方が重要◆

「誰が喜ぶのか?」

顧客ターゲットは?

どんな価値を?

どんな方法で届けるのか?

ビジネスには必ずお客様がいます。

お客様がいないビジネスをビジネスって言うか?

ネットワークビジネスの会社の多くが、勧誘をする人ばかりを集めて、消費者を作る事が難しいビジネスだ。

今回、行政処分を受けたRI◯AY(リー◯ェイ)がいい例だろう。
商品はあるが、一回買うだけでいいって勧誘される。
こんなんはただのマネーゲームや!

消費者のいない、「儲けたい人」がお金を払う構図になっている。

ネットワークビジネスSNSで勧誘がくるビジネスのほとんどが、消費者がいないどころか消費者を作れない。

勧誘の際には、不特定多数の人にDMを送ったり、簡単に稼げるかのような不実告知、必ず特商法違反、電子メールの法律などなど複数の法律違反のオンパレード!

そして、消耗品を扱う会社の多くが以下の様なトークが必ずと言って良いほどプレゼンテーションへ織り込まれます。

ガンに効く、治った人がいる

自分が、それを飲んで治った

美容液を使えばシワが取れる、マシになる
私は変わったのなどとビフォーアフターの写真

愛用者がそれを発言していても、ビジネスに活用していても、その製品に効果がある様な示唆は全て薬機法(旧薬事法)によりどれもアウトだ!

薬機法では使えるワードがしっかり決まっている。
(〜6話 薬機法の改正!ネットワーカーの人達大丈夫?〜)

やってる事の全てが法律違反になる可能性がある

今の時代、ネットワークビジネスをやっている人が普通にアポイントを取る、製品説明をするだけで、法律に引っかかる可能性が高い。
って言うか、法律を守ってやる方が不可能に限りなく近いと言ってもいいんじゃないかな?

それを回避して、今の時代に合った形でビジネスを成立させて成長させるなどと言う事は労力的にも市場的にもナンセンスだと俺は思う。

・目的を伝える
・特定負担の存在する 連鎖取引販売だと伝える


上記は最低限であり、その他の特商法、薬機法(旧薬事法)や、景品表示法など多くの法律を遵守してビジネスを行う必要があります。

主宰会社が同じで、同じ経営者と社員で、同じ製品で、同じ報酬プランで、同じリーダーで、同じディストリビューター達がどの様に展開するのでしょうか?

経営者も、製品も、プランも、リーダーも手法も全てが変わるしかありません。

同じ様に展開して行政処分のお代わりを貰うのか?

全く打開策のないままに落ちぶれる、もしくは、倒産するのか?

過去10年を見れば、ネットワークビジネスを、社会が必要としていないんです。

それどころか、社会も政府も、この業界を問題視して、より一層、 規制を強化して弱体化を図っているのが想像できるはずです。

アメリカでは流行ってるって聞かされた人もいるでしょ?

事実は、アメリカ政府がこのネットワークビジネスを問題視しました。

理由は消費者が殆ど存在していない事を問題視したのです。

愛用者が殆どだと言う会社もありますが、それは本当ですか?

ただの消費者は契約書を交わしたり、重要事項と言う、報酬プランなどの説明を受けて、時には何箇所も捺印しなければいけない。これは消費者ではなく、完全にビジネスメンバーのディストリビューターで、法的にもこれは消費者では有りません。

ちなみにアム◯ェイと言う世界最大手では98%がディストリビューターと言うビジネスメンバーで構成されています。(この数字は日本アムウェイの公式発表されている)

アメリカ政府は業界当時3位のハー◯ライフと裁判を2012年に起こし、ハー◯ライフ社はアメリカ政府に対して200億円の和解金を支払いました。

さらにアメリカ政府の厳しい圧力は続き、2019年には65%以上が消費者でないとコミッションと言われる給料を払ってはいけないと圧力をかけたんです。

この事が、業界に大激震となり、ネットワークビジネスの会社も撤退や倒産、多くのディストリビューターがこの業界から逃げ出しているのが事実なんです。

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根拠のない「大丈夫!」と言う前に、しっかりと検証する事をお勧めします。

もう一度言います、そのビジネスは誰が喜びますか?

ビジネスは、

・誰がお客様で

・どのような価値を

・どうような方法で提供するのか

あなたのビジネスはお客様はいますか?

・コスト
・時間
・スキル


が必要で再現性の無いビジネスじゃないですか?

あなたの貴重な時間とお金をいつまで搾取され続けると気がつくのでしょうか。

誰にも相談できず、違和感を感じながらやり続けることにどんな意味があるのでしょうか。

そろそろ違和感を感じながらやるのを辞めませんか?

副業を探されてる方、今のビジネスに違和感や不満がある方など遠慮なくご相談下さい。

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🔹1話〜ビジネスを始めるその前に〜

🔹2話〜ネットワークビジネスに再び出会う〜

🔹3話〜1枚のDVDとある社長との出会い〜

🔹4話〜プロフェッショナルの仕事とビジネスの真髄〜
 
🔹5話〜スマホで簡単に儲かるのか?〜

🔹 6話〜薬機法の改正!ネットワーカーの人たち大丈夫?〜

🔹 7話〜ネットワーカーが甘くみている行政処分とその後〜

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